Concrete Panel Coating Method
コンクリートパネル
被覆工法
SCROLL
鉄筋コンクリートと鋼材が頑強に一体化することで鋼材を防食する工法です。
複数本の水中スタッドジベルを鋼管杭や鋼矢板に溶接した後、ジベル頭部に縦横の鉄筋と型枠を取り付け、
最後に型枠内部に水中コンクリートを打設し養生します。
Features
コンクリートパネル工法
特徴
■ 型枠は使用せず、コンクリートパネルを型枠として使用し施工するものであり、脱型の工程がないため、工期短縮が可能となる。
■ コンクリート表面の施工ムラがないため、仕上がり面が美しくできる。
■ パネル内部にモルタルを充填するので、コンクリートの有するアルカリ性で鋼材表面に綿密な皮膜形態を形成し腐食を防止する。
■ パネル表面は様々なデザインを取り揃えており、周辺地域の景観に合わせることができる。
■ 施工性は対象護岸の状況により大きく変わるため、計画時は綿密な現地調査が必要となる。
Outlineコンクリートパネル工法
作業概略
01 Deposit Removal 付着物除去
工具又はケレン用ジェットポンプを使用し対象物に付着している海洋生物、厚錆等を除去する。
02 Stud Welding スタッド溶接
ブラケットを取付け、通し材、底板、底型枠を設置する。
03 Shoring Assembly 支保工組立
ブラケットを取付け、通し材、底板、底型枠を設置する。
04 Concrete Panel Installation コンクリートパネル設置
コンクリートパネルをクレーンで吊り込み、ジャッキ、レバーブロック等で寄せ、仮止めする。
05 Concrete Placement コンクリート打設
パネルモルタル注入口にモルタル注入ホース接続用継手を取り付け、注入口より打設する。
06 Edge Processing 端部処理工
上部工下端とパネル上端の隙間をモルタル、エポキシパテ等で補修する。
07 Complete 完成
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